よこりょー。のブログ

音楽の事とかその他も。

「群青」の歌詞について #8

朝早く起きて

カラスが鳴いてた

まだ起きたくは無いんだ

まだ眠っていたいんだ

 

窓を開けてから

まだ数分経った後

少し風を感じた

季節の匂いがした

 

日は暮れ街を置いていく

いつまでも明るいわけじゃないよって

日は登り街を迎えに行く

それだけの事さ

 

どこかで迎える今日を

いつかは自分で迎えよう

おやすみ おやすみ

 

明日また目が覚めて

おはようと言うけど

昨日言ってたおはようとは

もう違っていた

 

また明日というたった

あなたの言葉ひとつに

惑わされて 壊され

 

どこかで迎える今日を

いつかは自分で迎えよう

さよなら さよなら

 

_______________________

本日でラスト第八回目!

長いようで短かった!!

こちらが「群青」の歌詞になります!

 

この曲を書いた時というか一部が浮かんだ瞬間が

朝5時のアーケードの外を

歩いていた時に浮かびました。

今まで誰かいたはずの場所に

誰もいないと凄く違和感を

感じたのを未だに覚えています。

 

この曲は、1番と2番で日をまたいでいて

サビに差し掛かるにつれて夜になっていきます。

 

1番では、Bメロで

「いつまでも明るいわけじゃないよって」

日は登ってまた日が暮れてただそれだけの事が

当たり前に進んでしまう。

寝てても起きていてもなにもしなくても

今日が終わってしまう。

 

そんな時にサビで

「どこかで迎える今日をいつかは自分で迎えよう」

「おやすみ」「おやすみ」

 

今すぐじゃないけれどいつかは

無難な日々にさよならしたいよねって

何回「今日は」と繰り返してしまうのか

でもとりあえず夜だからおやすみと

ただおはようとおやすみを

繰り返して「今日」を1番では終えています

 

そして2番で

「明日また目が覚めておはようと言うけど」

「昨日言ってたおはようとはもう違っていた」

という所で

今まで誰かにおはようと言っていたけど

もうそのおはようという言葉も

帰ってくるはずも無く

昨日は帰ってきていたおはようとは

もう違っていました。

 

そしてサビで

「また明日というたったあなたの言葉ひとつに」

「惑わされて」「壊され」

あなたの言葉ひとつに惑わされた、壊された。

ならまた明日って言葉を言わないで欲しかったと、

本当は自分自身の不甲斐なさが、

原因だった筈なのに

人のせいにして自分を保っている様な

そんな歌詞です

 

そして最後の「さよなら」で終わるんですけど

今回この曲の中で自発的に主人公が動いたのは

「さよなら」と言うことだけでした。

 

僕個人としては、最後の「さよなら」は

ただ泣いてたり笑ってるだけじゃなくて

笑いながら泣いてる様で、

最後笑って終わりたかったけど

思わず涙が出てしまった様な

そんなイメージでさよならで終えています

 

この曲はよくセトリの最後にする事が多くて

今までの曲やライブを通して

ひとつのライブでひとつの物語を

終えられるように最後この曲にしています

 

いつもより少し長くなりました!!

 

ここまで見て頂いてありがとうございます!

是非他の歌詞についても見てみてください

 

他にもこういった事が出来たらと思います

 

最後に曲や歌詞を書いて思う事がありまして

 

曲って生きているんだなと思って。

というのも、曲を書いたのは自分自身だけど

自分が曲に教えられたりする事とかあったりして

それも自分の曲とかで。

 

それはあの時の自分であったりとか

これからの自分だったりとか。

自分が気づいてない所で

こう思っていたりとか。

 

そういう気づきが出来たら

とても楽しくなってきて

今もこれからも

そういう曲を書いて行けたらと思います

 

最後長くなりましたが…

それではまた!!