よこりょー。のブログ

音楽の事とかその他も。

有耶無耶な中の光

ペトリコールというバンドを始めて約三年が経った。

あっという間といえばあっという間で

長かったといえば長かったかもしれない。

 

バンドというより自分自身が変わったなって

思うことが最近多くあってこのブログを書くに至りました。

 

聴く曲、作る曲、歌う曲。

以前Twitterでサラッと言った

今まで洋楽を沢山きいてて、今となっては

星野源フジファブリックが好きだ。

でも前好きだったものが嫌いになった訳じゃなくて

前も今も好きな音楽が好きだ。

と呟きました。

 

そしてSpotifyで、自分が何をどれだけ聴いてたのかっていう

まとめみたいなものが見れたので見てみたら

ほとんど日本のアーティストの方でした。

 

だからどうって訳じゃないけれど、

自分の気持ちの変化が出てる気がしました。

 

より自分に近い言語で伝えたい事を伝えようと。

 

そして歌詞の書き方も変わった気がするとTwitterで少し言いましたが

今までは、箇条書きの様なイメージでした。

というのも歌詞単体の背景の様なものを散りばめていて、

聴く人によってそれが今どんな状況で泣いてるのか笑ってるのか、みたいな。

 

例えば、

ペトリコール「街灯と光」の歌詞

一番では

突然の雨に打たれ続けて 忽然と姿を消してなお残るもの

木漏れ日が眩しい そして包まれていく

 

二番では

ビルに映る花火を ただただ眺める

僕が見た花火は 少しばかり小さくて

 

一番では「雨」が、

二番では「花火」が書かれていますが

 

正直どちらも自分の中では正しくて

 

花火が鳴っているから、

雨がふらないとは限らなくて

むしろ聴いてくれた人達の聴き方で

雨が降ったっていいと思いました。

 

花火が鳴っているのに雨が降ったら台無しじゃん。って

 

台無しになったっていい

 

綺麗な景色、綺麗な言葉、綺麗な表現だけが

「良い」とは限らないと。

 

 

ただ、最近の書き方は

さっきの散りばめる感覚とは少し斜めで

少し整える、いわば書類をトントンするような。

完全には整っていない様な感覚。

 

書いていく上で「季節」を大事にする様になったなと思いました。

夏なのか秋なのかはたまた冬なのか。

 

より、共通認識とかイメージをはっきりと伝えたくなっていて、

書き方が変わったというより

歌いたい事とか心境が変わった事のかもしれない。

また元に戻ってくるかもしれないけれど、

 

 

ある意味自分自身がアップデートされたのかもしれない。