カネアイ

だいぶお久しぶりの投稿になります。

最近はラジオを続けていて今＃15まで出ています

そちらの方も是非聞いてみてください。

今日は何を書こうかというと

「兼ね合い」について書こうと思っています。

というのも前々からずっと心の奥底で考えていた

バンドとお金の関係についてです。

バンドには勿論お金が必要で

レコーディングやライブなど

機材や諸々にお金が必要になります。

ただそのお金は勿論大事だと思っていて

なるべく惜しまないように使っていると思います。

今回話すのはライブでの事で

僕はなるべく来てくれる人が

来やすいようにチケットをなるべく安くしたいと思っていて

これは多くの人が来やすくなったらいいなというのと

単純に自分がマイナスになってでも

聴いてくれる人達に得をしてほしいと思っているからです。

だからたまに、他の方と話してると

そこの相違に個人的に悩まされる事があります。

悩むというのも嫌な方ではなくて

そういう考えもあるんだと思わされる事です。

勿論お金が無いとバンドは続かないけれど

でもお金が無くてもたとえいいギターがなくても

いい音楽は生まれると思っています。

お金云々の前に最初音楽を始めた

「初期衝動」を忘れたくなくて

今までやっていて

いわば初心を忘れるなという事です。

最初のただただ何にも縛られず音楽を

始めたあの瞬間の気持ちを持ち続けたいから

というのが一つの理由にあります。

バンドを始める前、バンドを始めたくても

音楽やる人がいなかったので

弾き語りでまずは一人で歌えるようになろうと

ギターを始めたのがきっかけでした。

もっというと友達がやってるバンドの

ライブを見て始めたのがきっかけです。

だから、他人に対して

くそったれ、と思ってる節は多々あって

ライブをしている瞬間にも

目の前の誰かに怒っている訳ではなくて

自分自身の中で許せない誰か

自分はこんなんじゃないとか

もっとやれるっていう気持ちで

ここ何年かは続けています。

そしてその「初期衝動」は他人にも

うつると思っていて、例えば

音楽は好きだけど聴くだけだった人が

何となくライブ聴いてみたら自分も

あっち側、ステージに行きたいと思わせたら

個人的には音楽をやる理由になると思います。

それで、その人が音楽始めて

また良い音楽が生まれれば

全員ハッピーなのにな、なんて

無責任な事を考えたりもしてます。笑

なので最初の本題に戻ると

自分が今悩んでるのは

この初心である「くそったれ」っていう気持ちと

お金はなかなか結びつけないのかな？と

日々葛藤しています。

それこそ売れる音楽と売れない音楽みたいな所で

でも、そもそも音楽を売れる売れないで見たく無いというのがあって

良い音楽か好きな音楽かだけで見たいのです。

正直良い音楽は何処にでも溢れています。

だからこそ、良い音楽が売れるというより広がってほしいし

その為には売れる、という形になってほしいと思ってます。

「良い」音楽が「売れる」音楽にフィットしないで

「売れる良い」音楽になったらいいなと常々思っています。

突然これを書こうと思ったのも

一つの「初期衝動」だったのかもしれません。

今まで以上に長くなりましたが

それではまた。