よこりょー。のブログ

音楽の事とかその他も。

劣っている事

誰かより「劣ってる」とか

下に見られるような言葉が嫌いだ。

 

例えば勉強ができなかったとして

それ以外に長けている事もある筈なのに

駄目な所ばかりピックアップされていくような。

 

誰しも出来ない事が一つや二つあって

誰しも出来る事が一つや二つあって

人は何故か無意識に下を作りたがってしまう。

自分が出来ない事を出来る人が

蔑むのではなく、

助けられる様な日々になればいいのに。

 

そもそも劣っているという事が駄目なのか、と。

劣っているというのは誰と比べてだろうか。

むしろ誰かより出来ない事は

出来ない事からこそ、より努力して

出来る人達より出来るようになったり

決して劣ってる事が駄目な事ではないと自分は思う。

 

例えば自分には音楽を作る事しか出来ない。

けれど、自分は音楽を作る事が出来る。

 

誰かに直接寄り添えないけれど

誰かに寄り添わずにいる事も出来る。

皆さんに直接刺さる歌が作れるかわからないけれど

誰かには刺さるかもしれない。

刺さらなくても包み込めるかもしれない。

 

でも最初から音楽を作れた訳ではないし、

正確に言うと音楽は作れていたけれど

自分が作りたい音楽を作れるようになったのは

バンドを始めてからであると思う。

 

後少し脱線するかもしれませんが、

自分が作った曲や歌詞に、気付かされる事も多くあります。

あの時こう言いたかったんだとか

確かにそうだなって客観的に納得できたりだとか

後で自分の曲に色付け出来たりだとか。

 

最初は誰でも不透明で、

無理やりにでも色をつけたがるけれど

後で色んな色が重なって

自分が思ってもいない素敵な色になったりとか

するかもしれないし。

 

思いの外「劣っている」のも悪くないのかもしれない。